ミクニグループは四輪車向け、二輪車向けの燃料噴射システムを中心とした自動車関連品、ガス制御機器類などの生活機器関連品、運転補助装置などの福祉介護機器の製造販売に加え、航空機部品や芝管理機械の輸入販売事業も展開しています。
1923年に輸入商社の三國商店として創立、1936年に工場を稼働して以来ものづくり企業として成長してきました。
ミクニグループは四輪車向け、二輪車向けの燃料噴射システムを中心とした自動車関連品、ガス制御機器類などの生活機器関連品、運転補助装置などの福祉介護機器の製造販売に加え、航空機部品や芝管理機械の輸入販売事業も展開しています。
1923年に輸入商社の三國商店として創立、1936年に工場を稼働して以来ものづくり企業として成長してきました。
ミクニグループは多方面で事業を展開していますが、事業の構成は次のとおりです。
エンジンを効率よく動かすために燃料と空気を適切にコントロールする製品、排気ガス中に含まれる環境汚染物質を低減する製品などを手掛けています。具体的には吸気系、動弁系、熱制御系製品のほかセンサ、ポンプなどを開発し、国内外の完成車メーカー向けに製造販売しています。日本の自動車産業は完成車メーカーを頂点とするピラミッド(いわゆる系列)を形成していますが、ミクニはどのピラミッドにも属さず、独立系の自動車部品メーカーとして多くの完成車メーカーに部品やシステムを供給しています。
大型二輪車用の吸気系、動弁系製品から小型二輪車用の燃料噴射システムまで幅広い製品を世界各地で開発し、製造販売しています。海外ではそれぞれの現地法人で開発、製造した製品を各地の顧客に直接販売しています。また、船外機用でも吸気系、動弁系、ポンプ系の製品を船外機メーカー向けに供給しています。
ガスによる事故を未然に防ぐための製品を厨房機器、給湯器のメーカーに供給しています。厨房機器で使われるガス立ち消え安全装置、給湯器で使われるガス比例制御弁などのガス制御機器類を国内外で開発、製造販売しています。
グループ会社のミクニエアロスペースでは、巨大な大型鍛造品、複雑な形状の大型精密鋳造品を米国メーカーなどから輸入し、航空宇宙事業を手掛ける国内大手重工業メーカーや関連する企業群向けに販売しています。航空宇宙産業のサプライチェーンの一翼を担い、最先端の製造の要望に応えています。
グループ会社のミクニグリーンサービスでは、ゴルフ場やスタジアム向けの芝管理機械等を国内外のメーカーから仕入販売しています。
グループ会社のミクニライフ&オートでは、身障者の運転を補助する運転補助装置や車いすでの乗降をサポートする移乗補助用品などを製造販売しています。
ミクニは11の国と地域に、37拠点を設けグローバルに事業を展開しています。
(11の国と地域:日本、中国、韓国、台湾、タイ、インドネシア、インド、アメリカ、メキシコ、ドイツ、フランス)
ミクニは自らが社会の一員であることを強く意識し、その活動が社会や環境に与える影響について責任を持ち、
豊かな社会づくりに向けてESG(環境・社会・ガバナンス)の観点で様々な企業活動を展開しています。
ミクニは「環境や社会との共存並びに次代の共栄のため持続可能な社会の実現に貢献します」との環境基本理念を掲げています。
製品の設計から開発、製造、販売、使用、廃棄に至るまでの過程を「ものづくり」と考え、環境負荷を低減し、環境保護に貢献する活動に取り組んでいます。
ミクニは顧客や仕入先、株主や債権者はもちろんのこと、従業員や地域社会も重要なステークホルダーだと考えています。従業員に対しては、働きやすい職場づくりを進めるだけでなく、従業員とその家族が健康でいられるよう様々な施策を実行しています。事業所では納涼祭を開催し、地域の方々をお招きして親睦を深めています。
ミクニは権限を広く執行役員会に移譲し、取締役会は経営を監督することに注力しています。取締役会は10名で構成され、そのうち5名が社外取締役です。不正などが起こらないような体制を敷くだけでなく、不正を起こさない風土づくりに努めています。
MIKUNIの特徴を数字でご紹介します。