株式会社ミクニ

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経営情報

株主・投資家の皆様へ

株主の皆様におかれましては、平素より格別のご支援を賜り誠にありがとうございます。

当社は、「ものづくり」を基盤とした持続可能な高収益企業を目指し、2023年の創立100周年に向け、長期経営計画「VISION2023」を推進しております。こうしたなか、2020年度は新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により需要が急減し、連結売上高は前期比21%の減収となりました。事業環境は急変しましたが、原価低減活動、固定費圧縮を進めた効果もあり営業利益、経常利益で黒字を確保することができました。
自動車関連品事業では第2四半期に需要が底を打った後、夏場以降に回復してきました。当社の注力市場であるインドでは都市封鎖が実施されましたが、都市封鎖の解除後には排ガス規制に対応した二輪車用製品を中心に生産が好調に推移しました。生活機器関連品事業においては、製品戦略を見直した結果、売上高は前期並みながら営業損失は縮小しました。商社事業においては、航空旅客需要の落ち込みにより航空機部品輸入販売事業が減益となりましたが、芝管理機械等販売事業をグループ会社に集約することで経営を効率化しました。
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に加え、地球環境に関する議論が進んでいることもあり、当社は2019年度から2023年度までの計画「VISION 2023 Final STAGE」を見直し、気候変動とデジタル化に向けた取り組みを強化することを計画に織り込みました。LCA(ライフサイクルアセスメント)の観点から現実解で対応すべく「カーボンミニマム」をテーマに温室効果ガスの排出量削減に努めてまいります。同時に、DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進することで、あらゆるプロセスの時間短縮を目指し、提案力を含めた競争力を強化してまいります。
当社は引き続き「安全と品質」「コンプライアンス」「教育と健康」を活動の礎としながら、地球と社会の持続可能性を高め自らも発展するというサイクルの実現を目指して活動を進めてまいります。2020年度は、事業環境が大きく変化するなかでも労働安全衛生活動に真摯に取り組み、菊川事業所(静岡県菊川市)と盛岡事業所(岩手県滝沢市)で「ISO45001」を取得しました。
株主の皆様には、これからも変わらずご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

令和3年6月 代表取締役社長
生田久貴