株式会社ミクニつくる まもる ひらく

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経営情報

株主・投資家の皆様へ

 平素より株式会社ミクニをご支援いただき、心より御礼申し上げます。
 当社グループは、「人と技術を活かして豊かな社会づくりに貢献する」という企業理念のもと、株主の皆様、お取引先様、地域社会をはじめとするすべてのステークホルダーから「なんとかしてくれるミクニ」として信頼され、安心して任せていただける企業を目指し、事業活動を推進しております。
 ここに、当社グループの第104期(2025年4月1日から2026年3月31日まで)につきご報告させていただきますので、ご高覧賜りますようお願い申し上げます。
 当期の連結業績といたしましては、売上高は1,034億1千9百万円(前期比2.0%増)、連結営業利益は41億8千1百万円(同38.3%増)、連結経常利益は33億4千万円(同17.7%増)となりました。一方で、親会社株主に帰属する当期純利益は、前期に計上した投資有価証券売却益の剥落等により、11億9千7百万円(同38.6%減)となりました。
 事業別では、主力のモビリティ事業をはじめ、ガステクノ事業、商社事業、その他事業のすべてのセグメントで営業損益が改善いたしました。なかでも非モビリティ事業は、連結営業利益の約35%を占めるまでに成長しており、当社グループの収益基盤を支える重要な柱として着実に存在感を高めております。
 また、財政面においては、近年重点的に取り組んできた在庫削減が着実に進み、収益力の向上に加え、有利子負債の削減も実現するなど、財務体質の改善を前進させることができました。こうした取り組みは、10年ビジョン「VISION 2033」の実現に向けた施策の一環であり、当社グループの重要テーマであるキャッシュ創出力と資本効率の向上につながるものです。
 また当期には、2026年度を初年度とする「中期経営計画Ver.2」を策定いたしました。成長基盤の確立に向けて、財務基盤の強化、当社グループの強みを生かした「ミクニならではのビジネスモデル」の再構築、人的資本の充実、環境対応の推進、グローバルガバナンス体制の強化を重要課題として位置づけ、これらの取り組みを一層加速してまいります。
 最後に、連結子会社である台湾三國股份有限公司の元従業員による不正行為につきまして、株主の皆様には多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを、改めて深くお詫び申し上げます。当社グループは本件を厳粛に受け止め、再発防止策を着実に実行するとともに、内部管理体制の一層の強化を図り、信頼の回復に努めてまいります。
 当社グループは、ブランドメッセージ「つくる まもる ひらく」のもと、ミクニならではの新しい価値を創出し、株主の皆様をはじめとするステークホルダーの皆様との信頼関係を大切にしながら、持続的な成長と発展を通じて、未来を切りひらいてまいります。
 株主の皆様におかれましては、引き続き変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

2026年6月 代表取締役社長
生田久貴