ミクニグループ税務ポリシー
◆基本的な考え方
- ミクニ及びミクニグループ会社(以下『ミクニグループ』)は、企業理念及びコンプライアンス行動規範に基づいて、各国法令の正しい理解に努め、遵守するとともに、高い倫理観を持って行動します。
ミクニグループはグローバル企業として各国の税法及び国際的な税務フレームワークを遵守し、適時かつ適切な申告納税を行うことにより、各国の経済及び社会の発展に貢献し、社会的責任を果たすとともに、関連する全てのステークホルダーと良好な関係を構築することに努めます。
この税務ポリシーはミクニグループの税務ガバナンスの基礎であり、税務に関し透明性を確保するものです。
◆税務方針
- ガバナンス推進体制
- ミクニグループでは税務ガバナンスの構築、維持及び改善について、ミクニ最高財務責任者(CFO)が責任を負います。
ミクニ税務部門はミクニ最高財務責任者(CFO)から執行権限の委譲を受け、各国における税務に関する事項を管理しています。また、ミクニグループ従業員に対して税務コンプライアンス教育を行うことで税務ガバナンス体制の強化を図っています。
ミクニグループは顧問税理士を含めた各国の社外専門家から税務に関するアドバイス・技術的なサポートの提供を受けることで税務コンプライアンスの向上に努めます。
- 税務コンプライアンス
- ミクニグループは事業を展開している各国の税法、租税条約並びにOECDその他国際機関が定めたガイドラインを遵守し、適時かつ適切な申告納税を行います。租税回避を目的とした事業実態を伴わない過度なタックスプランニング及びタックスヘイブンの利用を行いません。
- 税務当局との関係
- ミクニグループは事業を展開している各国の税務当局に適切な税務情報を提供し、誠実な対応を行うことにより良好な関係を構築することに努めます。税務当局からの指摘事項に対して、速やかに改善策を講じ再発防止に努めます。
- 移転価格
- ミクニグループはOECD移転価格ガイドライン及びグループ各社所在国の移転価格税制に従い、独立企業間価格によるグループ内国際取引の価格設定を行います。
- 税務リスクの最小化及び税務コストの適正化
- ミクニグループは事業を展開している各国の税務関連法令並びに諸規則等を理解し、税務リスクの最小化に努めます。また、租税条約を活用した二重課税の排除や、優遇税制の適用を検討することで税務コストを適正化し、株主価値の向上に努めます。