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2025年2月24日
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HySEの賛助会員として水素エンジン技術開発に貢献します

株式会社ミクニ(以下、当社)は、水素小型モビリティ・エンジン研究組合(以下、HySE:Hydrogen Small mobility & Engine technology)の賛助会員として、同組合の公式ウェブサイトに掲載されましたことをお知らせいたします。

HySEは、日本の二輪車メーカー4社(カワサキ、スズキ、ホンダ、ヤマハ)を中心に、二輪・軽四輪・小型船舶・建設機械・ドローンなど、小型モビリティ向けの水素エンジン技術の基礎研究を目的として、2023年5月に経済産業省の認可を受けて発足しました。水素技術での知見の深い川崎重工やトヨタも特別組合員として参画し、技術開発が進められています。

脱炭素社会の実現に向けて、モビリティ分野では単一のエネルギー源に頼るのではなく、さまざまな選択肢(マルチパスウェイ)による取り組みが求められている中で、水素エンジン技術は次世代エネルギーとして注目されていますが、燃焼速度や着火領域の広さから、安定した燃焼の確保や小型モビリティへの搭載において技術的な課題があると言われています。当社は、長年のガソリンエンジン用部品開発で得た経験と技術も活かしながら、HySEとの協業を通じて、水素エンジン技術の革新に貢献したいと考えます。

この協業により、持続可能なモビリティ社会の実現に向けて、技術革新と環境への貢献を推進してまいります。


HySE公式ウェブサイトはこちら