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2025年9月19日
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ミクニとスズキ、BEVサーマルマネジメント評価設備の稼働式を実施

株式会社ミクニ(以下、ミクニ)は、9月18日、スズキ株式会社(以下、スズキ)から受託した電気自動車(BEV)に関する先行開発業務について、スズキの鈴木俊宏代表取締役社長、ミクニの生田久貴代表取締役社長の出席のもと、当社小田原事業所にてサーマルマネジメント設備稼働式を執り行いました。

本開発業務受託において、ミクニはBEVのサーマルマネジメントに関する業務をスズキから受託しました。スズキのサーマルマネジメント評価設備を小田原事業所に導入し、ミクニが持つ専門的な知見と技術力を活かすことで、スズキのBEV開発期間および開発工数の極小化に貢献するとともに、両社一体での開発を加速させます。

スズキ株式会社 代表取締役社⻑ 鈴木俊宏
「ミクニ様の小田原事業所に導入いただいたこの設備を活用することで、『冬でも航続距離が落ちにくい』『長く乗ってもバッテリーが劣化しにくい』といった、お客様にご満足いただける高品質なBEVの開発を、高い専門性を持つミクニ様と一体で加速できることを大変心強く思います。スズキの行動理念の1つである『小・少・軽・短・美』を体現し、エネルギーを極少化した電動車開発を進めてまいります。」

株式会社ミクニ 代表取締役社⻑ 生田久貴
「ミクニは、VISION 2033において、「すべてのステークホルダーから信頼され、安心して任せていただける企業になる」ことを掲げ、その具体的な姿の一つとして、「お客様の開発機能の一端を担う」ことを目指しています。成長分野として位置付けるサーマルマネジメントにおける本開発業務受託は、この目標達成に向けた大きな一歩です。スズキ様とは日本およびインドを中心として70年を超える関係を築いてまいりました。これからも、ミクニに任せて良かったと思っていただけるよう、本受託に取り組んでまいります。同時に、サーマルマネジメントを極めるべく、ミクニの技術を進化させてまいります。」