株式会社ミクニ(以下、当社)は、スズキ株式会社が2026年2月より開始した、軽トラック「キャリイ」をベースとした電気自動車(以下、BEV軽トラック)の実証実験において、車両開発・製作協力企業として参画していることをお知らせいたします。当社は2025年4月25日のニュースリリースにて公表しました取り組みを着実に進め、この度予定通り実証フェーズが開始されました。
この実証実験は、スズキが静岡県浜松市、同県湖西市、愛知県豊川市、熊本県阿蘇郡の農家と共同で約1年間行い、BEV軽トラックを農作業や日常生活で実際に使っていただきながら、走行や電力利用のデータ、農家の方々の意見を収集し、V2H*1を使った電力の家庭利用や、家庭側から車への充電も試しながら、その結果をもとに、BEV軽トラックの需要や太陽光発電を含む電力の自家利用の可能性を検証し、今後の製品やサービス開発につなげていくというものです。(スズキ発表ニュースリリース)
当社はプロジェクト初期から参画し、MBD*2による解析を用いた駆動用バッテリーの温度管理(サーマルマネジメント)や、バッテリーマネジメントシステム(BMS)*3の構築を中心に協力してきました。今後も、必要以上に大きなバッテリーを使わないエネルギー効率の高い「バッテリーリーンな電動車」の実現に向け、安全で快適な電動車づくりに貢献してまいります。
- *1 Vehicle(車) to Home(家)の略で、電気自動車(以下、BEV)やプラグインハイブリッド車(以下、PHEV)のバッテリーの電気を住宅で使用したり、住宅の蓄電池からBEVやPHEVに充電したりすることができるシステムの総称です。
- *2 Model Based Development(モデルベース開発)の略で、開発対象をコンピューター上でモデル化し、そのモデルを使ってシミュレーションを行うことで、設計と検証を同時並行で進める開発手法です。
- *3 バッテリーの充放電を監視/制御し、バッテリーの安全且つ効率的な使用を管理するシステムです。
2025年4月25日 スズキのBEV軽トラック実証実験の車両開発・製作に参画